2011年12月13日火曜日

平成23年12月10日(土)・11日(日)の2日間、奈良県文化会館に於いて、公益社団法人 日本口腔インプラント学会 第31回近畿北陸支部学術大会を開催しました。
奈良県内の歯科医師24名で実行委員会を組織し、1年半に渡って準備を進めてきました。
今回の学会には歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士などが約700名も参加し、研究発表や最新の知識と技術の公開が行なわれました。
また日本歯科医師会の大久保満男会長の特別講演もあり、生涯健康で生きることができるには口から食べること、食べられることの大切さをお話しされました。
そして、快適に食べるには歯が抜けたまま放置することなく入れ歯を入れること、さらにより快適に食べるにはインプラントが必要不可欠であることを改めて認識できた学会でした。
実行委員長として、協力していただいた実行委員の先生方とスタッフに感謝いたします。

2011年11月28日月曜日

奈良臨床歯科医学大会

平成23年11月27日(日)奈良県歯科医師会館に於いて、第11回奈良臨床歯科医学大会が開催されました。この大会は奈良県歯科医師会と奈良県立医科大学口腔外科との共催で行なわれています。
奈良県立医科大学をはじめとして奈良県内の病院歯科と奈良県歯科医師会員との病診連携を目的に、様々な臨床例が発表され、歯科・口腔外科の知識と技術の向上に大変有意義な大会です。
今回の特別講演は岡崎市民病院歯科口腔外科の長尾徹先生が口腔ガンについてお話されました。
口腔の中にできるガンは直接目で見えるのに、発見された時は進行ガンになっている場合が多く、患者さんの受診の遅れが関係しているそうです。
初期では痛みがないことが多く、また歯周病や口内炎と思い込んでいる場合が多々あるそうで、お口の中に少しでも異常を感じたら出来るだけ早く歯科医院を受診することが大切です。

2011年11月22日火曜日

奈良県歯科保健フェスティバル

平成23年11月20日(日) イオンモール大和郡山に於いて、平成23年度奈良県歯科保健フェスティバルが開催されました。
生涯を通じて健康な口腔機能を維持して快適な日常生活を送ることができるよう、歯科保健に対する意識向上のために多くの催しが行なわれ、多勢の人たちで賑わいました。

2011年11月18日金曜日

奈良県公衆衛生学会

平成23年11月17日(木)、橿原市の奈良県医師会館に於いて第32回奈良県公衆衛生学会が開催されました。
県内の医師、歯科医師、保健師、歯科衛生士など医療関係者が36題の研究発表を行ないました。
私は午前9時から歯科保健関係5題の座長を務めました。
また36題の全ての発表が終わった後、午後3時からは「東日本大震災から学ぶ奈良県の危機管理のあり方と課題」というテーマでシンポジウムが行なわれ、台風12号による十津川や五條の災害も含めて、奈良県で大災害が起こった場合の、医療関係の危機管理についても学ぶことができました。

2011年11月5日土曜日

警察歯科医会

平成23年11月4日(金)第10回警察歯科医会全国大会が岩手県盛岡市で開催され、奈良県代表として出席して来ました。日本全国から約380名の参加者がありました。
警察歯科医会とは警察に協力する歯科医師の集まりです。身元の分からないご遺体の歯を鑑定して身元確認をするのが主な役割で、古くは日航機墜落事故や阪神淡路大震災、そして今年は3月の東日本大震災など、被災された身元不明のご遺体の身元を特定してご遺族にお返ししました。
想像以上に過酷な仕事ですが、全国の使命感に燃えた歯科医師が献身的に努めます。
この歯の鑑定とDNA鑑定とで東日本大震災での身元特定率は94%に達し、この数字は非常に高いもので世界中でも日本だけだそうです。
歯科医師が日常の歯科医院での診療だけでなく、このようなボランティアを行なっている事を知っていただけたら、やりがいと、やって良かったという満足感が得られるというものです。

2011年10月3日月曜日

平成23年10月2日(日)午前10時より、大阪大学中之島センターに於いて開催された『サイナスリフトAtoZ』と題する講演会に参加して来ました。
「サイナスリフト」とは、上顎にインプラントをする時に、骨が薄くてそのままではインプラントが出来ない場合に、上顎洞という副鼻腔に骨を造ってインプラントを可能にするという方法です。
午前中は耳鼻咽喉科の深澤啓二郎先生から、副鼻腔の解剖や、その代表的な疾患である蓄膿症(副鼻腔炎)のお話を聴きました。
午後からは、口腔外科の堀内克啓先生と菅井敏郎先生から、サイナスリフトのテクニックやコツ等のお話を具体的に聴きました。
当院でも、すでにサイナスリフトは行なっておりますが、より安全で確実な方法を勉強して来ました。
最後に3名の先生方と質疑応答を行なって、午後4時30分閉会となりました。

2011年9月24日土曜日

歌舞伎鑑賞

平成23年9月23日(金・敬老の日)、大阪市上本町の新歌舞伎座へ歌舞伎鑑賞に行って来ました。『九月松竹大歌舞伎』と銘打って、満員御礼の中「引窓」 「お祭り」 「一本刀土俵入」 の三演目が演じられました。
十八代目 中村勘三郎や、その長男 中村勘太郎、次男 中村七之助、また三代目 中村橋之助や三代目 中村扇雀など豪華な顔ぶれで、午後4時半開演、8時半閉幕までの4時間があっという間に過ぎてしまいました。中でもやはり中村勘三郎の演技は華があって素晴らしく、満員の観客を引き付けていました。

2011年9月20日火曜日

平成23年9月17日(土)〜18日(日)、名古屋国際会議場において第41回日本口腔インプラント学会が開催されました。全国から3000名以上の会員が集まり、最先端の知識や技術を勉強してきました。
このインプラント学会の近畿北陸支部大会を、今年の12月10日(土)〜11日(日)に奈良県文化会館で開催しますが、現在25名の実行委員がその準備に多忙な日々を送っています。
写真は名古屋で撮ったものですが、右から実行委員長の私、大会長の正田先生、副実行委員長の宝達先生と野阪先生の4名です。
歯が抜けてしまったら入れ歯を入れることになりますが、自分の歯と変わらない快適なお口を取り戻すにはインプラントが不可欠だと思います。患者の皆様のご期待に答えられるよう、これからも次々と出てくる最先端技術の習得に努めたいと思っています。

2011年7月21日木曜日

介護講座「口腔ケア」

平成23年7月7日(木)午後1時より、田原本町にある奈良県介護実習・普及センターに於いて介護講座があり、「口腔ケア」について講演、実習を行いました。
看護師や介護職員の方々が約30名来られました。
前半は私の講演で、高齢者にとって口腔ケアが非常に大切で、高齢者の一番の楽しみである「食べる」ことに大変有効であること、また一度衰えた身体の機能が口腔ケアによって改善されることなどをお話しました。
後半は私の医院の、池内春日・今西京子の二人の歯科衛生士が口腔ケア実習を行いました。参加者に二人一組になっていただき、歯ブラシや歯間ブラシ、スポンジブラシなどを使いながら、それぞれお互いに口腔ケアを実際に行ってコツを習得していただきました。

2011年7月8日金曜日

介護講座「口腔ケア」

平成23年7月7日(木)午後1時より、田原本町にある奈良県介護実習・普及センターに於いて介護講座があり、「口腔ケア」について講演、実習を行いました。
看護師や介護職員の方々が約30名来られました。
前半は私の講演で、高齢者にとって口腔ケアが非常に大切で、高齢者の一番の楽しみである「食べる」ことに大変有効であること、また一度衰えた身体の機能が口腔ケアによって改善されることなどをお話しました。
後半は私の医院の、池内春日・今西京子の二人の歯科衛生士が口腔ケア実習を行いました。参加者に二人一組になっていただき、歯ブラシや歯間ブラシ、スポンジブラシなどを使いながら、それぞれお互いに口腔ケアを実際に行ってコツを習得していただきました。

2011年6月7日火曜日

インプラント学会ホームページ

 今年、平成23年12月10日(土)・11日(日)の2日間、奈良県文化会館に於いて、公益社団法人 日本口腔インプラント学会の近畿北陸支部学術大会が開催されます。
 私は実行委員長に任じられ、昨年末から約20名の実行委員の皆さんと準備を進めております。
 今月(6月)からホームページができて公開しています。
   http://www.implant.umin.jp/nara/
 歯科関係者以外の一般市民の皆様には、奈良県立医大口腔外科の桐田教授にお願いして市民公開講座を企画しております。
 ホームページを一度ご覧になってください。

2011年4月20日水曜日

歓送迎会

 平成23年4月19日(火)、ウエダ歯科の歓送迎会をヴェルデ辻甚で行いました。3名が退職することになり、また4名の新しいスタッフを迎えることになりました。
 退職する3名はウエダ歯科のために本当によく頑張ってくれました。それぞれに事情かあり、大変残念ではありますが快く送りたいと思います。
 また新しい4名のスタッフもきっとウエダ歯科に無くてはならない存在になってくれると期待しています。
 これからご来院された時には、新しいスタッフをよろしくお願い致します。

2011年3月19日土曜日

東北関東大震災

 3月11日、金曜日の午後2時46分、かつて誰も経験したことのない大震災が東北地方で起きました。
 地震そのものの被害よりも津波の被害が甚大で、広範囲の地域で廃墟となってしまいました。
 被害者の方々へ出来るだけの支援をしたいと考え、3月15日(火)に当院の受付に海苔の空きビンを利用して募金箱を設置しました。善意ある皆さまがお金を入れてくださいます。本当にありがたいことで感謝しています。
 集まったお金は後日、日本赤十字と日本歯科医師会を通じて被災地へ届ける予定です。まだまだ当分の間は続けますので、支援金のご協力を宜しくお願い致します。