2010年11月22日月曜日

インプラント学会

平成22年11月20日(土)〜21日(日) 公益社団法人 日本口腔インプラント学会 第30回近畿北陸支部学術大会が福井市で開催されました。
会員による研究発表や、講師による学術講演、シンポジウム等、盛りだくさんの内容で充実した学会でした。
私も21日午前10時30分より、インプラントに関する発表を行いました。
来年度の第31回学術大会は、平成23年12月10日〜11日に奈良市の県文化会館で開催します。そのための実行委員会も立ち上げ、実行委員長として準備に取りかかっています。
市民公開講座も行いますので、県民の皆様にも是非ご参加ください。

2010年11月19日金曜日

奈良県公衆衛生学会

平成22年11月18日(木) 橿原市内膳町の奈良県医師会館に於いて、第31回奈良県公衆衛生学会が開催されました。
医師会、歯科医師会などの医療関係者や、保健所、保健環境研究センター、市町村の健康増進課など、色々な団体から37題もの演題発表がありました。
私は奈良県歯科医師会常務理事として
1. 天理市のう歯保有状況から見えてくるもの
2. 郡山保健所における職域連携歯科保健推進事業について
3. 歯科特殊健診における歯の酸蝕症
4. 奈良県歯科医師会母子学校歯科部の取り組みについて
5. 家庭内で広がる喫煙の世代間連鎖
の5つの演題の座長を務めてきました。
いずれも様々な分野で調査・研究が行われており、県民の健康増進に寄与することが期待されます。

2010年11月16日火曜日

奈良県歯科保健フェスティバル

平成22年11月14日(日)、橿原市のイオンモール橿原アルルに於いて、平成22年度奈良県歯科保健フェスティバルが開催されました。
歯や口腔の健康の大切さをアピールする催しで、奈良県歯科医師会と奈良県との共催で行われ、奈良県立医科大学や医師会、衛生士会、技工士会、食生活改善推進協議会など、多くの団体に協力していただいて盛大に行われました。
アルル内のサンシャインコート、スターライトコート、イオンホールの3会場で様々な催しがありました。
また3〜12才児を対象に、無料でフッ素塗布も行われ、普段にも増して多くの人たちで賑わいました。

近畿北陸地区歯科医学大会

平成22年11月7日(日)、大阪市のマイドーム大阪に於いて近畿北陸地区歯科医学大会が開催されました。
この大会は、近畿北陸地区の2府7県の歯科医師会が毎年持ち回りで開催します。今年は大阪府歯科医師会が担当しました。
環境問題で有名な武田邦彦先生の講演や、大阪歯科大学と大阪大学歯学部の教授の講演もありました。
また最新の歯科機械や器具、材料等の展示もあり、多くの歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手等が参加していました。

2010年11月5日金曜日

大和高田市選獎受賞

平成22年11月3日文化の日に、大和高田市民の福祉に貢献したことに対して、大和高田市選獎式が大和高田市議会場で行われました。
今年の受賞者は12名で、吉田誠克市長から一人ひとりに賞状が手渡されましたが、その中で保健衛生功労者として受賞の栄に浴してまいりました。
受賞理由は
1.長年に渡り大和高田市歯科医師会の理事・副会長として市民の保健衛生に貢献したこと
2.28年間に渡り大和高田市立片塩中学校の校医として生徒の保健衛生に貢献したこと
3.現在も奈良県歯科医師会の常務理事として大和高田市を含む県民の保健衛生に貢献していること
となっております。
私自身としましては、まだまだ若輩で、表彰を受けるような年齢ではないと思っていますが、選ばれたことに感謝と誇りを持って、これからも保健衛生分野で貢献していきたいと思っています。

2010年10月8日金曜日

高齢者いい歯のコンクール

平成22年10月7日(木曜日) 奈良県歯科医師会館に於いて、奈良県との共催で高齢者いい歯のコンクールが開催されました。
平成5年度から毎年開催され、今年で18回目になり、70歳代の部と80歳以上の部に分けて審査します。
審査結果の集計の間には、マリンバ奏者の松本真理子さんのミニコンサートもあり、参加者の皆さんも楽しんでおられました。
コンクールには今年は83名の方々が参加され、最高齢は90歳の方がおられました。また奈良市はもちろん県内各地から参加され、中には宇陀郡御杖村や吉野郡十津川村から来られた方もありました。
70歳代と80歳以上の、それぞれ上位3名の方には賞状と楯が贈呈されました。
8020(ハチマルニイマル)運動という言葉を耳にされたことがあるかと思いますが、80歳になっても20本以上の歯が残っているようにという運動です。現在奈良県では8020達成者は約27%ですが、このコンクールに参加された方々の8020達成率は何と96%でした。
歯のいい方は皆さん大変お元気です。
ご自分の歯に自信のある70歳以上の方は、来年のこのコンクールに是非ご応募ください。

2010年9月27日月曜日

日本歯科医師会長講演

平成22年9月26日(日) 奈良県歯科医師会館に日本歯科医師会の大久保会長が来られ、奈良県歯科医師会員約100名の前で「歯科医療の将来」と題して講演されました。
日本は今後ますます高齢者が増加すること、また高齢化は現在では地方で顕著であるが、今後は大都会でも急速に高齢化が進むこと、そして日本の平均寿命は世界最高レベルにまで延びたが、健康寿命を平均寿命にまで近づけることが理想的で、そのためには食べる・食べられることが重要で、私たち歯科医の努力によってそれが達成可能になること等、大変有意義な内容の講演でした。
また講演後は、少し時間に余裕がありましたので、ちょうど遷都1300年祭を開催していることもあり、私が朱雀門と大極殿にご案内しました。
写真は朱雀門から大極殿をバックに撮影したもので、私と大久保会長の二人の顔の間に小さく大極殿が見えています。

2010年8月20日金曜日

介護講座「口腔ケアの実際」

田原本町のリハビリセンターの隣に、奈良県介護実習・普及センターがあります。そこでは毎年、介護講座が開催されており、平成22年度は5月から12月まで、毎月1〜2回開催されています。
8月は「口腔ケアの実際」というテーマで、19日(木曜)の午後1時から4時まで開催され、私とウエダ歯科のスタッフである歯科衛生士の今西恵・池内春日の3名で講師を勤めてきました。
受講生は県内の介護福祉士や看護師、ホームヘルパーなど30名の皆さんです。
まず前半は私が口腔ケアについての講義をしました。要介護者の方々にとってQOLを維持、向上するためには口腔ケアが大変有効であること、またどのように口腔ケアをしていけばよいのか等をお話ししました。
そして後半は、今西・池内の歯科衛生士2人が講師となり、口腔ケアの実習を行いました。二人一組になっていただき、実際にお互いの口腔ケアをしていただきました。
最後にいくつかの質問をお受けし、「参考になった」とのお声をいただきながら閉講となりました。
高齢者や障害者の方々への口腔ケアは、食べること、食べられることを支援する上で非常に大切です。
ご希望やご相談があれば、いつでもウエダ歯科までご連絡ください。

2010年8月18日水曜日

ビアガーデン

今年の夏は、とんでもなく暑いですね。
そこでウエダ歯科のスタッフ全員で、ビアガーデンへ繰り出しました。
場所は橿原近鉄百貨店の屋上です。
徐々に日が暮れてくると、周りでは窓の明かりやネオンが灯り出して、心地好い風も感じられます。
ほんのり酔いも手伝って、いい気分。
暑さを忘れられるひと時でした。

2010年7月21日水曜日

木曽御嶽登山

平成22年7月18日(日)〜19日(祝)
奈良県歯科医師会の山歩き同好会で、木曽御嶽山へ登山に行ってきました。
18日はバスで奈良を出発し、白山スーパー林道を通って濁河温泉で宿泊しました。
19日は早朝5時に出発し、湯の花峠、飛騨頂上を経て、12時に標高3067メートルの剣ヶ峰(御嶽頂上)に登頂しました。そこでおにぎりの昼食を食べ、その後、王滝頂上を経て午後3時に田の原まで下山しました。
非常にハードな行程でしたが好天に恵まれ、遠くに乗鞍岳、白山、槍ヶ岳や富士山までも見ることができました。また雷鳥にも出会えました。
心地好い疲労を感じながら「海の日」の山紀行でした。

2010年5月24日月曜日

学術講演会

平成22年5月23日(日)午後1時より、東大阪市の牛窪敏博先生の講演を聞いて来ました。
歯内療法(歯の神経の治療)のお話しでした。
むし歯が大きくなると、必ず歯の神経の治療が必要になります。日常の臨床で必ず行う頻度の高い治療です。
この治療を正確に行うことによって、その歯の寿命が長く保たれます。
色々な注意点を再確認し、またポイントとコツを学んで来ました。

2010年5月8日土曜日

休日診療

平成22年5月3日(月・祝)
大和高田市保健センターで葛城地区休日診療の当番として、午前9時から午後4時まで休日診療を担当してきました。
今年のゴールデン・ウィークは毎日天気がよく、3日も一日中晴天でした。
しかし歯の痛みは平日や休日には関係なくやってくるもので、この日も10人の患者さんが来られました。
休日診療所でできることは応急処置程度ですが、とにかく痛みを押さえ、そして平日には歯科医院に行っていただき根本的に治療を受けてくださるよう願っております。

2010年4月26日月曜日

骨造成ハンズオンセミナー

平成22年4月25日(日)午前10時より、大阪の新梅田研修センターに於いてインプラントのための骨造成ハンズオンセミナーを受講してきました。
講師は船登先生(金沢市)と石川先生(浜松市)のお二人です。
通常では顎の骨が少なくてインプラントのできない患者さんに、チタンメッシュを使って顎の骨の量を増やし、インプラントを可能にしようとする治療方法です。
20名程の受講生が西日本各地から参加していましたが、皆インプラントの相当の経験者ばかりで、さらに1歩進んだアドバンステクニックを身に付けようと真剣に勉強していました。
午前中の講義に続き、午後からはブタの顎骨を使って実習をしました。ブタの顎骨を使っての実習は非常に難しく、このテクニックを習得すれば人間の患者さんには確実に応用できるようです。
今後もできるだけ患者さんのご希望に答えられるよう、最新のテクニックを学んで頑張っていきたいと思います。

2010年4月23日金曜日

インプラント学会

平成22年4月22日(木)午後4時30分より、大阪歯科大学付属病院に於いて日本口腔インプラント学会の近畿北陸支部役員会・評議員会が開催され、奈良県の代表として出席してきました。
毎年近畿北陸地区の各府県の持ち回りでインプラント学会が開催され、昨年は和歌山で行われ、今年は11月に福井で行われます。
そして来年の平成23年度は奈良で開催することが決定し、日程は平成23年12月10日〜11日、会場は奈良県文化会館になります。
私は実行委員長を命じられ、来月の5月から1年半の準備期間に入ります。
このインプラント学会には、インプラント専門歯科医が集まるのは当然ですが、市民公開講座も予定しておりますので、一般の方々にもインプラントを正しく理解していただくのに大変有効だと思います。精一杯準備をいたしますので、まだ少し先ですが是非とも多くの皆さんにご参加くださいますようお願いいたします。

2010年4月9日金曜日

入学式・載帽式

平成22年4月8日 (木)午前9時30分より、奈良県歯科医師会館に於いて、奈良歯科衛生士専門学校の第46回生入学式と第45回生載帽式があり、奈良県歯科医師会常務理事として出席して来ました。
第46回生36名はこれから3年間、歯科衛生士となるための勉学が始まります。
また第45回生40名は、いよいよ臨床実習が始まるので、校長先生からナースキャップをいただくのです。
学生達は緊張の中にも喜びが感じられ、立派な歯科衛生士となるべくそれぞれのカリキュラムを履修していくことになります。私達歯科医の片腕となって、社会に貢献してくれることを期待しています。

2010年3月13日土曜日

ホワイトデー

平成22年3月13日(土)
今年もバレンタインデーに、ウエダ歯科の女性スタッフ逹がチョコレートをくれました。そのお返しに、ホワイトデーには1日早いのですが食事に行ってきました。
毎年チョコレートのお礼にどこかへ食事に行くのですが、今年はオランダ屋高田店です。美味しいディナーに大変喜んでくれました。
写真のスタッフは皆、仕事もよく頑張ってくれますし、素晴らしいスタッフに恵まれてありがたいことです。
また明日からの診療も、チームワーク良く頑張りたいと思います。
スタッフのみんな、ありがとう!

2010年3月5日金曜日

卒業式

平成22年3月4日(木)午前9時30分より、奈良歯科衛生士専門学校第44期生の卒業式が行われ、奈良県歯科医師会からの来賓として出席してきました。
2年間の勉学を終えた31名の卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡され、歯科衛生士として社会に巣立っていくことになります。
ただその前に3月7日(日)に歯科衛生士国家試験があり、それに合格しなければなりません。卒業生全員の合格を祈りつつ、厳粛な雰囲気の中、蛍の光とともに午前11時閉式となりました。

2010年3月1日月曜日

高齢者のQOL向上のために

平成22年2月28日(日)午前10時30分より、大阪市の梅田ステラホールで講演会があり出席してきました。
午前中は「高齢者の歯を守る」と題して千葉県の千葉先生のお話があり、高齢化がますます進む日本において歯を失わないようにするには、歯科医と患者さんとがお互いに協力しあったメインテナンスが必要だという内容でした。
また午後からは大阪大学歯学部教授の前田先生と、東京の阿部先生のお話で、下アゴの総入れ歯の安定を得るためにインプラントを利用するという内容でした。なかなか安定しない入れ歯でお困りの患者さんにとって、大変有効な解決策であると認識してきました。

2010年2月26日金曜日

口腔ケア

平成22年2月25日(木)午前11時30分から、葛城市にある特別養護老人ホーム「当麻園」に入所されている方の口腔ケアに行ってきました。
当院の歯科衛生士2名、今西恵と池内春日が、まずご本人のブラッシング方法を確認し、その後2名の歯科衛生士が歯ブラシと歯間ブラシ、そして口腔用スポンジを使って歯と歯ぐき、上アゴ、舌の口腔ケアを行いました。口の中が大変きれいになって、さっぱりしたと喜んでいただきました。
高齢者の方の口腔ケアを実施することによって、誤嚥性肺炎の予防につながります。もしどなたでも口腔ケアをご希望でしたら当院までご連絡ください。

2010年2月25日木曜日

歯科保健推進委員会

平成22年2月25日(木)午後2時より、奈良県福祉部健康増進課が主催する奈良県歯科保健推進委員会に、奈良県歯科医師会代表として出席してきました。
県民の口腔の健康増進を目標に、色々な対策を検討します。
この委員会には歯科医師だけでなく、医師や栄養士、教育委員会の代表や歯科衛生士など、皆でお口の健康を総合的に話し合います。その内容は県のホームページから閲覧できます。
あなたのお口をいつまでも健康に保てますよう頑張りましょう!主役はあなたです。

臨床夜話会

私が以前に会長をしておりました奈良歯科先進医療研究会というスタディグループがあります。会員は奈良県の歯科医師で、約60名います。その名前の通り、インプラントなどの歯科の先進医療を勉強する会です。
その研究会が水曜日の診療が終わって、夜9時から勉強会を行っています。名付けて臨床夜話会といいますが、平成22年2月24日に奈良市で開催されました。
平山宗如先生をお招きしてBiconインプラントのお話を聞いてきました。アゴの骨の薄い方にも応用できるもので、インプラントしたくても出来なかった人には朗報となりそうです。

2010年2月23日火曜日

講演会に参加してきました

平成22年2月7日(日)
午前中は奈良県歯科医師会館に於いて、大阪市の山本浩正先生のご講演を聞いてきました。歯周病についてのお話で、歯周病を予防することの大切さを再確認しました。
また午後からは、JR奈良駅前の男女共同参画センター「あすなら」に於いて、県民健口講座と題し、東京の宝田恭子先生のご講演を聞いてきました。テレビや雑誌などのマスコミでも活躍しておられる先生で、若さを保つためのアンチエイジングについてのお話でした。素敵な笑顔を作り10歳若返ることを目標に、顔の表情筋のエクササイズを分かりやすく解説していただき、実際にトレーニングも体験してきました。